Quinvyのシングル
Quinvyと聞いただけで心が躍る僕らのようなリスナーにとって、その存在は絶対的であり、神格化されています。
しかし、中には「?」というシングルが存在することも事実です。
ガレージロックだったり、オブスキュアノーザンなどといった意味不明な括りでジャンル分けされるシングルもあるからです。
というわけで、The Maleのようなロック色の強い作品から、Demon Brothersのようにゴリゴリのソウル、ファンク作品まで3枚のシングルをご紹介します。
Quin Ivyは、ただひたすらに「黒人音楽」を追求していたわけではないのです。あわよくば「ロックで一儲け」を企てる商売人としての一面があったことも忘れるわけにはいきません。
The Male – You're Playing With Fire/Over my head(Quinvy – Q-7006)
Country:US
Released:1970
Pressed By – Precision Record Pressing, Inc. – PRP 2047
Co-producer – Jimmy Evans
Producer – Quin Ivy


Male - You're Playing With Fire
Buddy Causey – Hey Baby - Medley / I Had No Idea(Quinvy – Q-7002)
Country:US
Released:1970
Pressed By – Precision Record Pressing, Inc. – PRP 1746
Producer – Quin Ivy
Obscure Northern soul.


Buddy Causey - "Hey! Baby Medley" (1970)
Buddy Causey - "I Had No Idea" (1970)
Demon Brothers – Living High On The Hog / Uh Huh(Quinvy – 168)
Country:US
Released:1968
Published By – Quinvy Publ.
Pressed By – Southern Plastics – 4832
Pressed By – Southern Plastics – 4833
Producer – Quin Ivy
Written By – Crawford, Lewis


Demon Brothers - Uh Huh
Demon Brothers Living High On The Hog
Quinvy Recordsは、アメリカのレコードプロデューサーであるクイン・アイビー(Quin Ivy)によって設立されたレーベルおよび録音スタジオです。アイビーは1937年6月3日にミシシッピ州バナーで生まれ、ディスクジョッキーから音楽プロデューサーへと転身し、1960年代のマッスル・ショールズ・シーンで重要な役割を果たしました。
1965年、アイビーはアラバマ州シェフィールドにQuinvy Recording Studioを開設し、ここでパーシー・スレッジの「男が女を愛する時(When a Man Loves a Woman)」をプロデュースしました。このシングルはビルボードチャートで1位を獲得し、彼のキャリアにおける代表的な業績となりました。
Quinvy Recordsは、独立系のQuinvyレーベルと、アトランティック・レコード配給のSouth Campレーベルを運営し、ソウルやポップスのジャンルで多くのアーティストの作品を手掛けました。1970年代に音楽業界を離れた後、アイビーはミシシッピ大学でMBAを取得し、ノースアラバマ大学で会計学の教授として教鞭を執りました。
クイン・アイビーは2022年12月10日にミシシッピ州オックスフォードで85歳で亡くなりました。