Toby King – Mr. Tuff Stuff / For The Good Times(Federal – 12573)
詳細なプロフィールに関してはわかりませんが、シングルだけでなく、アルバムもリリースしているノースカロライナはシャーロットを拠点に活躍したシンガー。このシングルは、1973年にFederal によってのリリースされました。
Country:US
Released:1973
Tracklist
A Mr. Tuff Stuff
B For The Good Times
Recorded At – Reflection Sound Studios
Arranged By – Duke Hall
Producer – Hayne Davis, Ron Weathers
Label variation. Different catalog number and information about the date and publishing is on the right hand side of the record rather than below the song title. Labels list running time for Side A but not for Side B
以下、Facebookで友達になったPeter Nickols氏からの情報です。
ファンキーなA面は、Jean Knightの「Mr Big Stuff」から影響を受けています(もちろんタイトルも同様です)。Tobyはご指摘の通りノースカロライナ州シャーロットの出身で、最初のレコーディングは1971年、Wayne Jerniganが新たに立ち上げたCottonレーベルで行われました。これは、以前市内の別の住所に存在していた(Jernigan所有ではない)最初のReflection Sound Studioが閉鎖された後、Jerniganがシャーロットに新しいReflection Sound Studioを開設したことを受けてのものでした。ReflectionでCotton向けに録音された「Operator」と「Love One Another」は、のちにMarshall Sehornが、彼とAllen ToussaintのDeesuレーベルから再発しています。
何らかの経緯で(おそらくWLACでDeesu盤がオンエアされたことから)、John RがTobyを耳にし、1972年にFameでFame Gangをバックに、「Sound Plus」レーベル用として「Itch and Scratch」と「I'm Ridin'」(「Burning Love」の作者として知られるDennis Lindeの作品)を録音させました。レーベル表記ではプロデューサーはJohn Rとなっていますが、Steve Bryantの証言によれば、実際にはSonny Limboがプロデュースし、地元のソングライターであるDale Quillenがアレンジを担当していました。
その後、Reflection Studioで録音されたFederalからのリリースを経て、Tobyは次のスタジオ録音に進みます。Sonny LimboはMickey Buckinsと共同プロデュースを行い、TK配給のDriveレーベル向けに数曲を制作しました。これらはすべて1974年に、当時Limboが拠点を移していたBill Loweryのアトランタのスタジオで録音されています。その結果、Driveからは1974年に1枚、翌年にもう1枚のシングルがリリースされました。
1976年には、ロサンゼルスを拠点とするWes Farrell Organisation傘下のChelseaレーベルからアルバムが発表されます。このアルバムは再びシャーロットのReflectionで録音され、エンジニアはWayne Jerniganが務めました。アルバム中の長尺1曲から、「Part Heavy」の二部構成を抜き出したシングルが1977年にリリースされています。
補足情報として、John RがTobyを起用したのは1枚のシングルのみでした。というのも、彼はTobyの取り組み方に失望していたからです。Johnは次のように語っています。「彼はどうにも決めきれなかった。『Itch and Scratch』はそこそこうまくいったが、それ以外は何もなかった。自分で書いた曲でないと、他人の音楽に入り込めないようだった。自作曲もそれ以上なかったので、結局プロジェクト全体を断念するしかなかったんだ。」


TOBY KING & GROUP FOR THE GOOD TIMES